流れ星探している日もある

ど新規Vクラ新社会人による壁打ちブログ

41歳になったあなたへ。

 

一年と少し前、夏が終わり9月に差し掛かる辺りに、

私は突然あなたを好きになりました。

 

元からジャニーズが好きで、V6の姿を見たことはもちろんあったし、歌も知っていたし、なんならその前から公開されていた特典映像を何回か見ていた。

 

なのに、ある日突然あなたを好きになった。

私は、人が推しを見つけるときってある意味交通事故とかと同じだと思ってて、

本当に思いもよらないところから急に、交通事故みたいに出合い頭に出会ってしまった。という感じだと思ってる。

 

そこからあっという間だった。あなたを好きになって、1年と1カ月後に、私はV6というアイドルグループで歌って踊るあなたを直接見て、そこからわずか1カ月後にそのグループは解散して、あなたはアイドルでは無くなってしまった。

 

私が好きになったアイドル岡田准一をリアルタイムで応援できた時間はわずか1年と2カ月だった。

なんなら、私があなたを好きになったときには既にあなたがアイドル人生を終えることは決まっていた。

 

 

あなたは、アイドルとして幸せでいれたのでしょうか。

 

 

26年前、何も持たない少年が日本のトップアイドル事務所からいきなりデビューして、26年間でいろんなものを背負って、時には押しつぶされそうになりながら、それでも負けないで、グループまでも背負えるようになって、26年間を駆け抜けた。

私はその長い長い26年間の中の終わりのたった1年間しか見ることができなかったけれど、私が1年間見てきたあなたは、とてもとても幸せそうに見えました。

 

 

私は、あなたをもっと昔に知って、今日にいたるまでずっとずっと好きでい続けられていたかと聞かれると自信は全くありません。

 

いわゆる反抗期と言われる、アイドルでいることを拒んでいたあなたを純粋に応援できたかと言われると難しいし、結婚報告だって耐えられなかったかもしれない。

 

だから、私はあの時、あの瞬間にあなたに恋に落ちて正解だと思っています。

出会うべくして、あの時に出会って、好きになって、応援できたんだと思っています。

 

 

でも人は矛盾しているから、もっと前からあなたを知りたかった応援したかったという気持ちに押しつぶされそうになることもあります。

あなたがアイドルとしてもがく姿を、もっと寄り添って見届けて、苦しいことの方が多かったかもしれないあなたが「幸せでした」と言えるようになるまで、その成長してく姿をもう少しだけでも長く見ていたかった。

 

3月12日以降、たくさん泣いてしまって、苦しくて、好きなのに好きだからこそ悲しく・辛くなってしまう日が何度もあった。

 

でも、出会わなければよかったなんてことは一度も思わなかった。

あなたに、V6に出会えて本当に良かった。V6に出会っていなければ、この一年をどうやって過ごしていたのか、見当もつきません。

本当に本当に、毎日あなたのことを考えて、V6を自分の真ん中において、とてもとても幸せで楽しくて夢のような毎日でした。

そしてこれからも、そういう日々は続いてくんだと思います。

V6ではなくなったこと、アイドルでなくなってしまったことは少し寂しいけれど、あなたに幸せをもらう日々はこれからも、少しでも長く続いていってほしいと思います。

 

 

 

岡田准一さん。

 

 

 

大好きです。たった一年しか経っていないけれど、あなたをもっと昔に見つけて、ファンとして支え続けてきた人にははるかに劣るかもしれないけれど、大好きなんです。

あなたの、生き方が、立ち姿が、笑顔が、なによりも大好きです。

 

アイドルでいるあなたが好きだった。

V6という優しい輪の中で、他の場所では見られない姿を5人とファンの前だけで見せてくれるあなたが好きだった。

 

透き通る高音も、安定した低音も、びっくりするくらいアイドルみたいなキラキラした歌声も

経験値ゼロから始めたのに、しっかり芯が通ったお手本のような力強いダンスも

メンバーといると末っ子全開の甘えん坊になって自由きままに動き回るあなたも

少し照れ臭そうに、けれど優しく笑ってファンサービスをするあなたも

ほんとはもっともっと見ていたかった。

 

コンサートも、一度きりじゃなくて何度も行きたかった。歌って、踊って、ファンサをするあなたをもっと見ていたかったし、直接「ありがとう」って声を届けたかったし、サインボール・色紙が来るかなぁってワクワクしてみたかった。

 

ファンになってからの私の夢は、いつか代々木公演に参加する事でした。

 

もう全部、叶わなくなってしまった。

 

 

もうアイドルではないあなたを、これからどれだけ長く応援できるか自分でも正直わかりません。

 

でも、「自称・アイドル劣等生」だったあなたが、自分がやりたいことを見つけて、やりたいことを実現する力を身に着けて、どんなにすばらしい賞を頂いても、日本を代表する俳優と言われても、自分ではあまり「俳優」と言ってこなかったあなたが「俳優・岡田准一」と胸を張って言えるようになったのはとてもとても嬉しいです。

 

 

あなたが、あなたでいれることを誇れるようになったのなら、それだけで幸せです。

 

26年間のアイドル人生、お疲れさまでした。

これからの「俳優・岡田准一」さんが、どんな景色を見せてくれるのか、どんな場所に連れて行ってくれるのか、とても楽しみです。

 

新しい私の夢は、いつか直接岡田さんに「ありがとう」の声を届けることです。

 

 

41歳のお誕生日。おめでとうございます。

あなたの夢が、いつか必ず叶いますように。

どうか、今日も明日もずっと笑っていられますように。

これからの人生も、どうか「幸せでした」といつか言えますように。

 

いちファンから 願いを込めて。

 

 

20211118(Thu)